若かりし頃、小演劇全盛で下北沢あたりは演劇の梯子ができるぐらいだった
夢の遊民社、第三舞台、ブリキの自発団、東京乾電池、キャラメルボックス、新感線、そして突然逝ってしまった中島らものリリパットアーミー、何度も何度も通ってワープしてきた
解散してしまった劇団も多いけれど、スズナリとか、本多劇場とか下北駅前劇場とか、文字どおりすずなりになって、飛沫なんのそのの熱量の距離で演劇に夢中だったあの頃が懐かしい
1年半ぶりぐらいに舞台を観る、感染対策の取られた最新鋭の舞台で
今日は感染予防対策で、休憩無しノンストップ120分、舞台反転とか演者の早着替えとかなかなか大変そう
でもやっぱり生の舞台は自分自身も演者のようにその世界に引き摺り込まれるあの感覚、何事にも変え難い
いつもなら配布されるチラシの山の中から次に鑑賞したい舞台を見つけるのも楽しいが、感染予防策でチラシの配布も無く少し寂しい

生の舞台が気兼ねなく鑑賞できる日がまた来ますように
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