京都 母校を訪ねて

同窓会報で、稀覯書(きこうしょ)コレクションの一部として、パリ万国博覧会当時の資料を所蔵していると知り、友人と共に数年ぶりの母校

図書館の関係者お二人が付きっきりで対応してくださり、1889年開催のパリ万博の様子を週刊で発刊された週刊誌?これを会期中分綴じ込んだ美しい装丁の図録集上下巻2冊を1枚ずつめくって、見せてくださる

当時のパビリオンの配置含めた会場図、その万博のために作られたエッフェル塔を含めた鳥瞰図

パビリオンの外観、中の展示の様子、当時の物産、産業などの展示の様子

フェスティバルで各国の催しの様子

などなどが全て木版画図で描かれている

膨大な図録と解説

全部フランス語なので、図録のタイトルあたりしかわからなかったけれど

万博レガシーはしっかり受け止めた

展示一つ一つがミュージアムのようだったに違いない

今のように情報もネットもない時代

未知の世界を目の当たりにした人々の驚きが、感じられる

図録の中に、気球が複数の頁に表されている

当時の1番早くて遠くに移動できる乗り物だったのかなと話しながら

めくってくださった図書館の方々と濃密なパリ万博に浸る時間を過ごす

その他にも小泉八雲の怪談本のコレクションなどのお話もお伺いし、希少な縮緬本(ちりめん本)

のコレクションも見せてくださる

学生時代はあまり真面目な生徒ではなかったので、こんな所蔵本が近くにあるなんて全然気づかなかった

地元の図書館や国立図書館などにも、たまにコレクション企画展している時があるので、しっかり調べて通ってみようと心に誓う日

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